主焦点カメラSuprime-Camの広視野撮像データから小惑星(移動天体)を抽出し、移動速度と等級を測定する。それらの値から小惑星の軌道と直径を概算し、光度関数(サイズ分布)を統計的に評価することにより、小惑星の強度特性や衝突進化について考察する。

すばる主焦点カメラSuprime-Camの撮像データから星の検出・測光を行い、色等級図に基づいてそのフィールドに隠されている超近傍銀河を探し出す。そして銀河の素性(距離・大きさ・明るさ・年齢・金属量等)を明らかにし、我々の銀河系周辺の姿について考察する。

すばるの最新装置、Hyper Suprime-Cam で得られたデータを用いて、銀河の見た目の色から様々な距離にある銀河の大集団、銀河団を探査する。 見つかった銀河団サンプルを解析し、銀河団銀河の明るさ分布を統計的に調べることで、銀河団銀河が時間とともにどのように進化してきたかを考察する。 銀河団で時折見つかる重力レンズという「お宝」も逃さず発見したい。

すばる広視野カメラSuprime-Camを用いて取得された宇宙深探査画像を用いて遠方銀河を天体の色から判別し、選択・検出する。選択された遠方銀河サンプルを基に光度、星形成率、スペクトル情報を導出し、その統計的な性質としての光度関数、宇宙星形成率密度について調査する。先行研究の結果との整合性、誤差評価などを行い、その物理的意味を考察する。